
当店から1キロ少し奥に「日本の滝百選」にも選ばれた飛瀑雨滝(あめだき)があります。
雨滝の冬は大変厳しく白と黒のまるで墨絵の世界のようになります。豪雪に阻まれ滝へ近づくことも難しくなり、ロータリー除雪車が滝への道を除雪にやって来る3月頃になって、ようやく春の息吹を感じられるようになります。
やがて緑がキラキラと輝く新緑の季節が訪れ、大勢の人で賑わう夏を迎える前には、安全を祈る「滝開き」の神事が行われ因幡の傘踊りが奉納されます。
滝周辺は真夏でもとても涼しく、まさに天然のクーラーです。木漏れ日の下でのんびりと過ごしたり、子供たちは水遊びを楽しんだりと豊かな水の力が人々を癒してくれます。
そして秋、やがてまた来る白黒の世界の前に山の木々は精いっぱいの彩りを見せ燃え尽き、また季節は長い冬に向かいます。
しかし、すべてを覆いつくす雪もいずれ雪解け水となり大地に浸み、豊かな水源となり恵となっていきます。
今年(令和5年)8月の台風7号の大雨の被害が雨滝にもありました。階段を下りた所の滝へ通じるコンクリートの橋が流されてしまい、残念ながら現在立ち入り禁止となっています。
復旧工事が終わるのは来夏以降になるということで、それまで滝はしばらくひっそりと流れ続けていきます。
ただ、せっかく来たのに残念だとおっしゃる方には、そばには近づけませんが階段の右の山道を少し行くと木々の間から雨滝が見えることや、駐車場隣の「瀧(たき)の傘」の所からは筥滝(はこだき)も見られることをご案内しています。
※公共交通機関でお越しの際は「日の丸バス」にお問い合わせください
昔むかし。。。雨滝は霊場として修行、信仰の場となっていました。。。
いい時代になりました。今はパネルから顔を出してパチリとシャッターを押すだけで滝修行コンプリートです。
なるべくおもしろい顔をすると霊験あらたかだとかなんとか・・・
あめだきいち押しの豆乳ドーナツとみかん杏仁、抹茶ムース、豆乳レアチーズを各2個の詰め合わせが、通販サイトとっとり市(いち)でお買い求めいただけます。
雪がほんとーに良く降ります。積もります。除雪が入らない場所のため自力で頑張る!が基本ですが、こうしてロータリー除雪車が来てくれると「神降臨!」という思いになります。